履歴書写真の撮影や就職活動中の髪色はどのようにしておけば良いの?

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履歴書写真の撮影や就職活動中の髪色はどのようにしておけば良いの?

履歴書写真の撮影や就職活動中の髪色はどのようにしておけば良いの?

就職活動が始まると、髪の毛の色を真っ黒にする人がたくさんいます。今までは普段のファッションに合わせて金髪や派手なカラーに染めていた先輩や友人が、ある日真っ黒く染めた髪であらわれて驚いた経験のある人も多いのではないでしょうか?証明写真や就職活動中では、「髪の毛は黒にする」というイメージが定着していて、染めていても髪色が暗い色であったりそもそも地毛が明るい色であったりすると、今の髪色でも黒くしないといけないのだろうかと疑問に思う方も多くいると思います。

初めにお話ししておきたいのは、就職活動中だからといって必ずしも髪の毛を真っ黒にする必要はありません。会社によっては、ある程度までの茶髪が許容されます。では、就職活動を始める際は実際どの程度の髪色にしておくべきなのでしょうか?

就職活動中の髪色は、原則として「黒」をおすすめします。その理由としては、ほとんどの日本人は地毛が黒髪ですし、日本人の顔立ちにもリクルートスーツにも合う髪色だからです。

髪の毛の色は身だしなみの一つです。「就職活動」という場に合った常識的な身だしなみができるかという点が、常に審査されていると考えましょう。黒髪は素直さや誠実さを相手に印象づけられます。

JHCA(日本ヘアカラー協会)の提供しているレベルスケールでみると、レベル6以下がいわゆる「黒髪」です。日本航空や東京ディズニーリゾートではレベル6まで、三越、UFJ銀行ではレベル7までなど、社員の髪色をこのスケールに沿って決めている企業も少なくありません。こういった企業に応募する場合は、当然この範囲内に入っている必要があります。

無難であることからほとんどの就職活動生は黒髪なので、極端に明るい髪色で就職活動を行うと悪い意味で目立ってしまうことに。ほかの部分に問題がなくても、「場に合わせることができない人なのかもしれない」「入社後に規則を破りそう」などと思われてしまうかもしれません。

茶髪や明るい色は履歴書写真や就職活動に向かない

髪色を明るくしたり茶髪にしたり、最近ではブリーチをして自分の思いのままに髪色を変える方も多く見受けられます。髪色を変えることで得られる効果として、雰囲気が明るく見えたり垢抜けて見えたりおしゃれに見えたりと、普段の生活ではプラスのイメージを与えることができます。

しかし、就職活動を行う中で明るすぎる色や明るすぎる茶髪は、カジュアルな印象を与えたり不真面目に見えてしまうことも。就職活動ではフォーマルな装いや身だしなみが求められます。髪色が明るすぎるだけで、社会人として基本的なビジネスマナーも守れない人といったイメージや真剣さや真面目さが欠けている人といったマイナスな印象を与えてしまうこともあります。髪色のせいで印象を悪くしないように注意しましょう。

また、証明写真を撮影する時には照明など強い光を当てて撮影するため、実際は明るくない茶色であっても、撮影したら明るい茶色になってしまったというケースもあります。髪色は何色にすればいいのかと気にしたり悩んでいるのであれば、無難な黒髪にしておいた方が証明写真の撮影時や就活においても安心です。

企業によっては多少のカラーリングが許されることもありますが、男性は特に暗めの髪色にすることをおすすめします。おしゃれなどでカラーリングした茶髪や明るい髪色、派手な髪色は、普段であれば問題なく印象もプラスになることも多いですが、就職活動においては好まれずマイナスな印象を与えてしまう可能性が高いです。ご紹介した基準に沿った「黒髪」に染め直すか「黒髪」に近い色に染めておくほうが無難です。

たとえば、先ほどのレベルスケールを社員の髪の規定に取り入れている企業のうち、ホテルオークラでは女性のみ7レベルまで認められています。コジマでは女性のみ8レベルまでです。つまり男性の髪色に対する世間の目は、女性に対するものより厳しいということです。

特に金融や医療、福祉、百貨店などの年長者を相手にする機会の多い業界では、髪色をかなり厳しくチェックされます。会社の信用に疑いをもたれたり、ビジネスマナーを疑われたりすることにつながるためです。厳しさは志望する業界・業種にもよりますが、そういった業界を志望する人は、特に注意してください。

女性の場合、業界によっては男性よりもやや明るめの髪色でも許されます。美容業界やIT業界、アパレル関連、外資系企業など、華やかさやセンスを求められる業界を目指す人は、多少明るめの髪色でも問題ないでしょう。

就職後も会社の規定の範囲内なら髪色を明るくすることができます。ただし就職活動生はそれよりやや控えめなカラーが求められるので、地毛が明るい人と同じ程度のレベル7~8程度(ダークブラウン)を基準に考えましょう。

もちろんセンスを求められる業界でも、グラデーションカラーを入れたり奇抜なカットにしたりといった冒険は避けてください。就職活動で求められているのは一般的な常識であったりビジネスマネーになるので、常識がないと判断されます。

就職活動生の中には、地毛の色が明るい人もいるでしょう。その場合、一般的な企業を受けるならわざわざ黒染めをする必要はありません。しかし、髪色について指摘される可能性はあるので、「地毛なため、生まれつきこの色です」などあらかじめ回答を用意しておきましょう

身だしなみの規定に厳しい医療関連や金融関連など、硬めの業界を志望する場合は地毛が明るい髪色の場合でも黒染めをした方が無難です。特に「学生時代、地毛なのに先生から染めるなと注意されたことがある」という人は、就活する際には染めておくと良いでしょう。

黒染めは色が濃くムラができやすい施術です。色ムラがあると清潔感のない印象になってしまうので、自分で染めるのではなく必ずヘアサロンに行きましょう。染めたばかりの髪色は馴染むまでに少し時間がかかりますし、染めて時間が経つと地毛が伸びてきます。面接の1ヵ月から1週間前までに染めることをおすすめします。

最近ではカラーリング剤を持ち込んで、安価な施術を受けられる理美容院も増えました。ただ、染まる色は現在の髪の色とカラーリング剤の組み合わせで決まります。持込では希望の色にならないことも多いので、就職活動の前は特にプロにカラーリング剤を選んでもらえるヘアサロンに行きましょう。

証明写真を撮影するためや就職活動のためにカラーリングをする場合は、少なくとも1週間前〜3日前には染めるようにしておくと安心です。上記でも説明してありますが、黒染めと同じくヘアカラーが定着して馴染むには少し時間がかかります。1か月前など早すぎてしまうと色落ちをしたり、髪の毛の根元が地毛と染めた色で分かれてしまいいわゆるプリン頭になってしまいます。また、証明写真や説明会、面接の前日にカラーリングしてしまうと、思った色と異なっている場合に直す時間がなくなってしまいます。カラーリングのタイミングは、早過ぎたり直前すぎないように気をつけましょう。

カラーリングをする際は、市販のカラーリング剤を使って自分で染めるのではなくヘアサロンや美容室で染めるのをおすすめします。黒染めと同様に自分で染めると色ムラになってしまいやすく、色ムラのある髪色もだらしなさや不真面目な印象を与えてしまいます。時間も費用も自分で染めるよりかかってしまいますが、プロに任せることで自分の髪の状態や色に合わせてカラーリング剤を調合し希望の色に染めてもらえて、何より色ムラなく綺麗に仕上げてもらえます。

カラーリングをした後は、色落ちなどを防ぐためにもヘアケアにも気をつけましょう。最近では、カラーリングしている髪用のシャンプーやコンディショナー、トリートメントなど多く販売されています。せっかく綺麗に仕上げてもらってもすぐに色落ちなどしてしまっては意味がないので、カラーリング後の髪の毛に合ったシャンプーなどを使用ししっかりとお手入れを行い、綺麗な髪色を保てるようにしましょう。

証明写真や就職活動では、髪色だけでなく髪型にも気をつけるようにしましょう。髪色や髪型だけで不利になることはありませんが、第一印象の良し悪しには関わってきます。就職活動では、清潔感が大事です。黒髪や自然な茶髪な方であっても、寝癖がついていたりぼさぼさな髪の毛であったりすると、身だしなみも整えられない人といったようなマイナスな印象を与えかねません。

男性の場合は、短くカットし表情がよくわかるように顔に髪がかからないようなすっきりとしたヘアセットをしましょう。女性の場合は、髪の毛の長さもさまざまなので、髪の長さに合わせてひとつ結びやハーフアップなどにし、髪の毛が顔にかからないように顔周りがすっきりするようなセットにして表情がしっかり見えるようにすれば好印象です。


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証明写真や就職活動中は、「清潔感」や「爽やかさ」を感じてもらえるような髪色・髪型やメイク、身だしなみにすれば基本的には問題ありません。しかし、髪色やメイクなどは就活用に完璧にできていたとしても、意外と見落としがちなのが姿勢や表情です。

普段の姿勢が猫背気味の方やストレートネック気味の方は、少し大げさなくらい背筋を伸ばしてみましょう。少し姿勢をただしたくらいだと思っているより背筋は伸びてなかったり、ストレートネック気味の方だと背筋を伸ばせても顎が出ているままだったりします。証明写真の撮影や就職活動が始まる前に、鏡で自分の姿勢を確認したり家族や友人に、自分の姿勢がどのようになっているかみてもらうのもおすすめします。

また表情については、にっこりと笑う必要はありませんが、口角が下がったままだと自分はそのつもりがなくても不機嫌に見えたり威圧的に見えてしまうこともあります。歯が見えない程度に口角を上げて少し微笑んでいるように見える表情にすると、印象がよく見えます。こちらも、家族や友人に証明写真の撮影前や就職活動を始める前に確認してもらうとよいでしょう。

 

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証明写真や就職活動のために髪色を黒髪したり暗い色に染めたりした方は、内定をもらって就職活動が終わったら髪色をすぐに変えたいと思ったり、いつまでそのままでいる必要があるのかと考える方も多くいると思います。

内定をもらって自分の就職活動が終わっても、企業にもよりますが内定式や入社前のイベントなどで顔を見せる機会が意外と多くあります。髪色に厳しい堅い業界・業種の場合、そういった場面でも黒髪や暗い髪色など就活時と同じ髪色を求められる場合があります。髪色が証明写真や面接の時とは違っていてもはっきりとは言われることはないと思いますが、入社前にマナーがないと思われたり印象を悪くしないためにも、証明写真や就活時の髪色のままでいるか内定先の企業に合わせた髪色をキープするのが無難です。

就職活動の髪色や髪型を考える上で大切なことは、清潔感と誠実さが伝わるかどうかです。いくら黒髪であっても、寝ぐせがついていたりボサついていたりしては意味がありません。いわゆる「プリン頭」もかなりのマイナス印象になるので、地毛と違う色にしている場合は髪が伸びてきたらこまめにリタッチをしましょう。

寝不足やお手入れ不足でツヤが足りなくなることも多いので、規則正しい生活を心がけて身だしなみをチェックすることも大切です。髪型や髪の色は、補助的なものでしかありません。それらをしっかり整えて心配をなくし、就職試験の勉強や面接時の受け答えに集中しましょう。



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