5秒でできる!証明写真の写真写りを悪くするNG姿勢の直し方

まったく同じ人でも、姿勢を良くした状態と悪くした状態では第一印象が大きく違ってきます。写真に写るとその印象の差はさらに強調されるので、就活用の証明写真では特に姿勢を良くすることがとても大切です。
「それはわかるけど、どうすればいい姿勢になるかわからない」「良い姿勢にしているつもりなのに人から指摘される」という方もご安心ください。こちらでは証明写真の写りを良くする姿勢の直し方をご紹介します。
1.証明写真の印象は姿勢次第で大きく変わる
就活用の証明写真に写るのは胸より上の部分だけなので、姿勢はあまり関係ないと思う方もいるかもしれません。
しかし、どんなにメイクや髪型、服装を整えていても、姿勢が悪いと納得のいく写りにはなりません。人間の顔はちょっとした角度の違いで大きく印象が変わるためです。写っていない部分でも気を抜くことなく、全身に気を配りましょう。そうすれば表情も自然と引き締まり、凛とした印象になります。
2.足を組んだり開いたりせずまっすぐ座る
具体的に良い姿勢で写真に写るコツですが、まずは足を組んだり開いたりせずまっすぐに座ります。「足元は写らないのに、関係ないのでは?」と思うかもしれませんが、足元の歪みがあると身体全体のバランスが崩れたり、不自然に見えたりしがちです。
座ったらお尻をぐっと後ろに引きます。バランスが取りやすくなり、良い姿勢を作る土台ができます。
3.頭を天井から吊り下げられているイメージで背筋を伸ばす
姿勢の土台が出来上がったら、頭を天井から糸で吊り下げられているイメージで背筋を伸ばします。
よくある失敗が姿勢を良くしようとするあまり胸を張りすぎ、背中をそらしてしまうパターンです。おへその少し下にある「丹田(たんでん)」というツボのあたりに少しだけ力をこめると、意識して胸を張らなくても姿勢がまっすぐになります。
また、いわゆる「スマホ首」「ストレートネック」とよばれる状態になっている人は、首を前に突き出したような姿勢から首が短く見えてしまいがちです。証明写真は前からのアングルしか見えません。その状態だと顔が大きく写ったり不自然に写ったりする原因となるので、事前に体操で首周りの筋肉をほぐしておきましょう。
ストレートネック対策の体操
顎を前にぐっと突き出し、顎先を指で後ろに押し返すようにして思い切り二重あごを作ります。これを何度か繰り返すだけで首に自然なS字カーブができるので、試してみてください。面接前にもこの体操をして首周りをほぐしておきましょう。
4.あごの引きすぎ・あげすぎにも要注意
女性に多い失敗のパターンが、目を大きく見せようとすることによる顎の引きすぎです。表情によっては少し暗い印象になったりにらんでいるように見えたりしますし、柔らかい表情だと上目遣いで相手にこびているイメージになってしまいます。
逆に男性に多いのが、顎の上がりすぎです。フレッシュさのない偉そうな印象になってしまうので、注意しましょう。
あごをいい位置にもっていくためには、あごそのものよりも額に意識を向けることが大切です。目力を伝えるため、いつもより少しだけ目を見開き(やりすぎると怖いので適度に)、首筋を伸ばして額をすっと少しだけ前に出すようなイメージを持つとあごが自然な位置になります。口角を少し上げ、微笑んだ表情で写りましょう。歯はあまり見せません。
5.両手を足の付け根側に置く
手の平は足の付け根側に置き、ひじは自然に後ろに引きます。こうすることでバランスがとりやすくなり良い姿勢がキープできますし、腕周りがすっきりとした印象になります。
手の位置がずれると左右の肩の高さが違ってきて、ちぐはぐな印象になるので注意してください。両肩の高さが揃っているかどうかで、大きく印象が変わってきます。
6.まとめ
こちらでは、証明写真に良い姿勢で写るためのコツをいくつかご紹介しました。どれもちょっとした心がけでできることなので、時間はかかりません。普段から良い姿勢で過ごすよう心がけておくと、就活用の証明写真撮影はもちろん面接時にも役立ちます。
ただ、これらのコツをどれだけ身につけていても、ちょっとした角度の違いで証明写真の印象は大きく違ってきます。より良い印象の写真に仕上げたいなら、やはり角度の違いや姿勢を指摘してくれる写真館の利用がおすすめです。就活用の証明写真の撮影なら、プロのヘアメイクアーティストや経験豊富なカメラマンが多数在籍しているスタジオフォプロにおまかせください。




