おくれ毛はNG!ついやりがちな間違いヘアとその理由

就活写真は履歴書やエントリーシートなどの重要な書類に貼付するので、どの面接官も必ず目にすることになります。本人がいないところで採用担当者同士が話し合う際にも目に入り、印象を大きく左右します。
それだけに、間違いヘアで印象をダウンする事態は避けたいですよね。
こちらでは、つい無意識にやってしまいがちな間違いヘアと、その理由をご紹介していきます。
1.就活写真はすっきりが基本
就活写真全体の印象を大きく左右する要素は髪型です。アイシャドウの入れ方や口紅の色味などの要素も大切ですが、それ以上にパッと写真を見たときに真っ先に目に飛び込んでくる髪型は重要です。
髪型は前髪もサイドの髪も含めて、顔全体が明るくすっきりと見える状態に整えましょう。耳をしっかりと出すことをおすすめします。
そもそも就活写真は証明写真としての意味合いも強いので、顔全体がよく見える状態でなければ意味がありません。「フェイスラインが丸くて恥ずかしいから」「頬骨が張っているから」といった理由で顔を隠していると、証明写真として不十分な就活写真になってしまうので注意しましょう。
2.襟足はもちろん、顔周りのおくれ毛もNG
就活写真でついやってしまいがちなNGヘアは、おくれ毛を作ってしまうことです。流行の髪型の中には、襟足やサイドにあえて少しおくれ毛を出し、ふんわりとした印象を作るものも多くあります。普段のお出かけファッションに合わせるなら、もちろんかわいらしい印象になるでしょう。
しかし、おくれ毛の与えるルーズで柔らかい印象は、就活というフォーマルな場にはふさわしくありません。リクルートスーツのびしっとした印象とも合わず、違和感が出てしまいます。
襟足からのおくれ毛はもちろん、前髪のサイドの髪を少し残す顔周りのおくれ毛もおすすめできません。おくれ毛は一切出さず、すっきりとまとめましょう。
3.おくれ毛は写真に写るとだらしがない印象に
可能であればおくれ毛がある状態とない状態でそれぞれスマホの自撮り機能を使用し、撮影した写真を比較してみましょう。襟足にしても顔周りにしても、おくれ毛がリクルートスーツを着た写真に写るとだらしがない印象を与えることがわかると思います。
ショートヘアやボブの人は全体が短いため、サイドの髪の対策を忘れがちです。サイドの髪が耳にかからないよう、耳の後ろに隠すようにしてピンで留めておきましょう。
4.就活写真の正解ヘアスタイル
顔周りをすっきりと明るい印象にするためには、いずれの髪型でもサイドのおくれ毛を出さず、耳を出しましょう。一つ結びの場合は、襟足のおくれ毛も出しません。
ハーフアップの場合も、耳より前のおくれ毛は出さないようにしてください。そうすると下半分の髪を後ろに垂らしていても、すっきりとした印象になります。
前髪も目もとはもちろん、眉毛にもかからないよう工夫しましょう。目もとが明るくなると、顔全体の表情が生き生きとして見えます。
前髪が短すぎると幼く頼りない印象になってしまう可能性があるため、サイドに流すか、ワンレングスやオールバックにする方法がおすすめです。流した前髪はお辞儀をするたびに崩れてこないよう、ワックスやハードスプレーで固めておいてください。崩れやすい人は、「ウテナマトメージュまとめ髪スティック スーパーホールド」などで仕上げにかっちりとセットしておきます。
見える位置で前髪をピンで留めるのも実はご法度なので、ピンを使う場合は髪に隠すよう工夫し、見えにくい位置につけると良いでしょう。
短くてかっちりとセットしにくい状態だと、お辞儀するたびに崩れる髪を直す動作を入れることになり、印象が悪くなります。「留めにくいな」と思ったら、就活が本格化する前に伸ばしておくことをおすすめします。
ヘアピンだけでなく、黒のヘアゴムも本来人に見せるものではないので、できれば隠してください。一つ結びにした場合、髪の毛を少しとった束でゴムを巻くときれいに見えます。どうしてもそれがうまくできない場合、紺や黒などの目立たない色のヘアアクセサリーでカバーするとよいでしょう。
5.まとめ
「丸顔だから」「エラが張っているから」など、フェイスラインに対するコンプレックスがある人は、つい就活ヘアでもおくれ毛を残してしまいがちです。しかし、就活では誰もがすっきりとフェイスラインを出すものなので、コンプレックスを隠すことよりも常識的な身だしなみを大切にしましょう。
目もとや眉毛、顔全体がすっきりと出ている髪型は明るい印象になり、目力を強く見せてくれる効果も期待できます。すっきりとした髪型で、就活を成功させましょう。
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