油断してない?証明写真の写真写りを良くするヘアケアのコツ

いくらメイクや服装を就活用に完璧に整えても、髪の毛が整っていないと、だらしない印象になってしまいます。髪型が整っていても髪の毛がパサついていてツヤがないだけで印象が悪くなるので、就活中は特に日ごろのヘアケアが欠かせません。
証明写真の写りを良くするためのヘアケアにはコツがあります。詳しく解説していきましょう。
1.髪の毛が傷んでいるよりきれいな方が写真写りは良くなる
鏡を見ているときはつい顔にばかり目が行きがちなので、視界の端にうつる髪の毛のちょっとしたハネやパサつきはあまり気になりません。しかし写真になるとすみずみまでじっくりと見ることができ、ちょっとしたことが目に付くことに気が付きます。
特に就活用の証明写真は写りが良いので、左右のボリュームのバランスや、顔に対する髪の長さ、いわゆるアホ毛、毛流れの乱れなどもくっきりと写ります。ツヤのあるきれいな髪だと、写真写りが良くなります。
2.自宅でできるヘアケアの基本!シャンプー・コンディショナーの使い方
具体的なセルフケアの方法として、基本となるのが毎日のシャンプーやコンディショナーの使い方です。わかっているつもりでも意外に間違っている人が多いので、この機会にしっかりと確認しておきましょう。
正しいシャンプー
- ブラシで髪をとかす
- ぬるめのお湯(38℃くらい)で髪全体をしっかりと濡らす(予洗い)
- シャンプーを手でできるだけ泡立て、根元を中心になじませる
- 指の腹で頭皮をマッサージするように優しく洗う
- 髪はシャンプーのついた指を通す程度
- しっかりと洗い流す
ブラシでとかすとホコリなどの汚れが落ち、髪のほつれが取れてシャンプーの泡立ちがよくなります。シャンプーをつける前に髪全体がお湯を含むようにしっかりと濡らしておかないと、髪同士が絡まってきしみ傷む原因となるので注意しましょう。
お湯の温度は皮脂を流し過ぎないよう、ややぬるめにしてください。爪を立てると頭皮が傷むので、必ず指の腹で洗います。頭皮を指の腹でマッサージすると血行が良くなり、お肌のリフトアップも期待できます。最後にしっかりと洗い流すことも大切です。
正しいコンディショナー
- 適量を手に取り、主に毛先に馴染ませる
- 髪全体の傷みが気になる場合は、根元近くにも手に残ったコンディショナーを馴染ませる
- ヌルつきがなくなるまでしっかりと洗い流す
コンディショナーは髪をコーティングする成分なので、頭皮には必要ありません。傷みが気になる毛先だけにつけ、できれば数分置いてから流しましょう。髪全体が傷んでいる場合は根元近くにもつけてかまいませんが、頭皮には基本的につけません。
傷みがひどくて洗い流すタイプのトリートメントを併用する場合は、シャンプーとコンディショナーの間に使ってください。トリートメントは髪の内部を補修する役割を持っています。コンディショナーは髪の表面を保護し、キューティクルを整える役割なので最後に行いましょう。
シャンプーもトリートメントもコンディショナーも、髪質に合ったものを選ぶことが大切です。
3.自然乾燥は厳禁!正しいタオルドライとブローのやり方
髪を傷ませないためにも、自然乾燥は絶対にやめてください。濡れた髪はキューティクルが開いているため摩擦に弱く、どんどん傷んでいきます。開いたキューティクルから髪の内部の水分も飛んでいきますし、紫外線のダメージも受けやすくなるので洗った髪は必ずすぐにブローしましょう。
濡れた髪はタオルで包み込むように髪の根元を軽い力でぎゅっとつかみ、こすらないよう水分をタオルで吸い取ります。場所を変えながら何度も繰り返してください。
ある程度の水分が取れたら、すぐにブローします。まずはクセが付きやすい前髪を乾かし、髪全体の根元を乾かしていきます。手櫛で持ち上げるようにしながら内側から乾かしましょう。ドライヤーの熱が一か所に集中すると傷むので、軽く振りながら風を当ててください。
毛先は水分が抜けやすいので、ヘアオイルで保護します。根元を乾かしたあとで濡れていれば、少し乾かす程度で構いません。
根元が乾いたら上から下に向けるようにドライヤーの風を当て、手櫛で整えながら乾かします。最後にキューティクルを閉じることを意識しながら、冷風をやはり上から下にあててください。
4.アウトバストリートメントも
ヘアオイルや洗い流さないトリートメントといったいわゆる「アウトバストリートメント」には、ドライヤーの熱から髪を保護して乾燥や傷みから守ってくれる効果が期待できます。
ダメージを補修してくれたり、表面をコーティングしてツヤを出してくれたりするタイプがあるので、用途に合わせて使い分けましょう。近年では、ドライヤーの熱を利用してダメージを補修する効果のあるタイプも人気を集めています。夏はUV対策に特化したものがおすすめです。
5.バランスの良い食生活を
髪も身体の一部なので、美髪のためには食生活を整えて健康な身体を作ることも大切です。髪の原料となる「タンパク質」、新たな細胞を作り出す際に使われる「亜鉛」、亜鉛の働きを助ける「ビタミンC」、代謝を促進する「ビオチン」などを上手に摂取しましょう。
もちろんこれら以外にも、髪の成長を促し美髪につながる栄養素はたくさんあります。普段からバランスよく栄養の豊富な食事を摂るよう心がけましょう。
6.まとめ
就活用の証明写真で印象をアップするための美髪づくりには、さまざまなコツがあります。ちょっとした習慣で髪のツヤが変わってくるので、普段から少し注意してみてください。
バランスの良い食生活は、美髪のためだけでなく健康的な印象作りにも大切。規則正しい生活を心掛け、就活を成功させましょう。
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