より印象の良い写真を撮りたい!目の下のクマの消し方

顔写真や顔のイラストの目の下に、すっと線を引いてみましょう。どんな人の顔も、それだけで疲れてやつれた印象になりませんか? このように、クマは第一印象を下げてしまう大きな要因の一つです。
睡眠不足や血行不良などクマの原因はさまざまですが、いずれにしてもより良い就活写真を撮るためにはクマを消すことが大切です。こちらではその方法についてご紹介していきましょう。
1.クマが残った状態で証明写真を撮ると印象ダウン
目の下にクマがある状態で証明写真を撮ると、印象が大きくダウンします。クマがある状態は、次のような印象につながるといわれています。
- 年齢より老けて見える
- 不健康そうに見える
- 暗く見える
企業の採用担当者はこれから自分たちの会社でともに働く仲間を探しています。そのため就活写真では清潔感や信頼性、明るい印象を与えることが大切で、不健康で暗そうな印象はマイナスにしかなりません。「これから仕事に意欲的に取り組んでくれそう」と思われる若々しさも、クマによって損なわれます。
2.クマの種類は茶・青・黒の3種類
クマは色によって大まかに、茶、青、黒の3種類に分けられます。種類によって原因や解消法が違ってくるので、まずは自分のクマがどれにあたるのかを考えてみましょう。
- 茶グマの特徴
茶グマは化粧品やこすりすぎによる色素沈着が主な原因です。触っても角度を変えてみても、あまり見た目に変化がありません。 - 青グマの特徴
血行不良が主な原因です。目の周りの皮膚は薄いので、血行の影響を受けやすいのです。手で軽く押さえると血流が変わり、色が変化します。 - 黒グマの特徴
たるみや皮膚のへこみが原因です。上を向くとあまり目立たなくなります。
3.茶色いクマの原因と消し方
主に色素沈着によってできる茶色いクマ。紫外線によるダメージ、アトピー性皮膚炎、乾燥によるターンオーバーの乱れ、過度な洗顔や目のかゆみによる摩擦、化粧の洗い残し、化粧かぶれなど、さまざまな要因で発生します。
根本的な解決のためには普段から日焼け止めを欠かさず、美白効果の期待できる基礎化粧品を選んでケアしてあげましょう。ひどい場合は、皮膚科でメラニンの産生を抑える働きのあるハイドロキノンを処方してもらうという方法もあります。
普段から丁寧にメイクを落とし、目の周りをしっかりと保湿して皮膚の正常なターンオーバーを促しましょう。目の周りは皮膚が薄いので、あまり強く触らないことも大切です。
20代以降、遅発性両側性太田母斑様色素斑(ちはつせいりょうそくせいおおたぼはんようしきそはん)というアザのような色素沈着が突然発生することもあります。この場合はレーザー治療が有効とされています。
メイクで消す場合は、イエローやライトベージュのコンシーラーを使いましょう。パウダーファンデーションの場合は下地を塗ったあと、リキッドファンデーションの場合はファンデーションあとに筆タイプのリキッドコンシーラーを気になる部分に塗ります。パウダーのあとに塗ると厚塗り感が出るので注意が必要です。
4.青いクマの原因と消し方
青グマの主な原因は血行不良。色白で皮膚が薄い人ほど発生しやすく、睡眠不足や冷え、疲労、ストレス、目の疲れなどによって起こります。
青グマを解消するには、目の周りの血行を改善することが何より大切。マッサージやホットマスク、ツボ押しなどが効果的だといわれています。生活習慣を改善し、身体全体のすストレスを減らすことも心掛けましょう。
目の周りは皮膚がとても薄いので、強くこすったり刺激したりすると色素沈着やシワができるなど、逆効果になることもあるので注意してください。滑りをよくするマッサージオイルやクリームを塗って、優しくマッサージします。
メイクで消す場合は、青く見える部分にオレンジ系のコンシーラーを乗せて指の腹でとんとんと軽く叩いてください。反対色なので青みが気にならなくなります。その上から肌より少し明るめのコンシーラーを重ねると、さらに肌馴染みがよくなります。
5.黒いクマの原因と消し方
黒グマの正体は目の下の影。生まれつき目元の脂肪が少なく、皮膚のへこみに影ができることによりできます。また、加齢によって目元の脂肪が減ってくぼんだり、やはり加齢により目元の筋肉が落ちて眼窩脂肪がたるみを引き起こしたりすることで、後天的にできることもあります。
黒グマはセルフケアではなかなか解決できません。根本的に解決したいなら、皮膚のへこんだ部分にヒアルロン酸を注入したり、たるみを切除したりする手術を行うことになります。目元の筋肉を鍛える顔面体操をしたり、ハリ対策化粧品でケアしたりすることで多少改善するケースもあります。
メイクで隠す場合は、パール系のコンシーラーで目元を明るい印象にします。それだけではうまく隠せない場合は、先にオレンジレッドの口紅やクリームチークで黒い部分をカバーしてみましょう。その上から肌よりワントーン明るいコンシーラーを塗ると、うまく隠せます。
6.まとめ
第一印象をアップしたい就活写真では、クマ対策が欠かせません。クマの普段からクマが気になる人は、この機会に自分のクマのタイプを知って普段からのケアに役立てましょう。
クマの種類によってメイクの方法も違ってきます。この記事の通りにしてもうまくクマが隠せなかった方は、フォプロで就活メイクを手がけるプロのメイクアップアーティストにぜひ一度ご相談ください。クマのない生き生きとした就活写真を撮影しましょう。




