免許書の写真撮影のコツ教えます!社員証や免許証などキレイに写るには?

- 「免許証や社員証の写真がどうしても気に入らない」
と感じている人は多いです。社員証や免許証の写真は、基本的に書類を作る際その場で急に撮影するもの。撮影にかける時間も短く、撮り直しもできないため、写りの良くない写真になってしまうのは仕方がありません。
ただ、
- 撮影時間が短い
- 撮影者がプロのカメラマンではない
- 撮り直しができない
という撮影環境を変えられなくても、キレイに撮ってもらうことはできます。
ここでは、「時間をかけない写真撮影でも、自分を魅力的に見せるコツ」をご紹介します。
1.テーマ:ずっと使用する写真なのに急に撮影が始まるケース
- 会社で使う社員証
- 自動車の運転免許証
といった各種身分証明書用の写真は、証明書を作る会場で撮影するのが一般的です。場合によっては、事前に自分で撮影した写真を持ち込み、使ってもらうことも可能ですが、全員が最高の証明写真を用意できるわけではありません。
社員証も免許証も、基本的に数年間使い続けるものですし、自分で見たり他人に見せたりする機会も多いです。「写真写りの良くない」身分証明書を持ち歩くのは、人によってはかなりのストレスになってしまうものでしょう。急に撮影が始まっても、最大限に自分をキレイに撮ってもらえるようなテクニックを身につけておきましょう。
2.テーマ:相手はプロのカメラマンではないことに注意
社員証や免許証用の写真を撮ってもらうときは、「撮影者は素人だ」と意識することが大切です。社員証の写真も免許証の写真も、基本的には「本人を識別すること」を目的としたものなので、そもそも撮影する側に「キレイに撮ってあげよう」という考えがありません。
プロのカメラマンに撮ってもらう場合は、
- 撮影時の姿勢
- 笑顔の作り方
- ライティング
- 肌の色に合った服やメイク、背景色
- 必要に応じた写真加工
を考えてもらえますが、社員証や免許証用の写真撮影では、当日、急にカメラマンの腕前が良くなったり、美意識に目覚めて時間をかけた撮影をしてくれたりするということは、まずありません。撮られる側が「キレイに撮られる小技や準備」をする必要があるのです。
3.テーマ:明るい色かつ首元が見える服装で臨む
短時間・その場での急な撮影でもキレイに撮ってもらうコツとして、男女を問わず押さえておいて欲しいのが、
- 明るい色の服
- できるだけ首元の開いた服
を選ぶこと。一般的に、暗い色、特に黒は収縮色なので、体を細く見せるといわれています。
しかし、証明写真で見えるのは、胸から上のバストアップです。写真の大部分を黒い服で埋めてしまうと、写真全体が暗く見えてしまいますし、肌の色もくすんだ印象になってしまいます。
その点、フラッシュを反射する白い服は、単純に写真自体を明るくできるのでおすすめです。白い服なら、反射によって顔が照らされ、肌のトーンが明るく見えるのもポイント。また、首元が詰まった服を着ると、顔が大きく見えてしまいます。撮影時は、首元が開いたUネックやVネックの服を選びましょう。
その他に、「白い紙やハンカチを膝の上に乗せておく」というテクニックもおすすめです。キレイな写真を撮るためには、いかに被写体を美しく照らすかが重要になってきます。社員証や免許証の撮影時は、多くの場合カメラのフラッシュ一つしか光源がありません。
顔に対して正面から光を当てると、首元に影ができて老けた印象になったり、目元のクマが目立ったりしてしまいます。
しかし、膝の上に白い紙やハンカチ等を置いてフラッシュを反射させれば、顔の影を飛ばしてよりキレイな写真を撮ることができるのです。
4.テーマ:自分がキレイに写る角度・姿勢・表情をあらかじめ把握しておく
人間の顔は、ほとんどの場合左右非対称なので、「キレイに写る角度」とそうでない角度が存在します。
- 顎をどれくらい引くと首元が一番すっきりと見えるのか
- 目はどの程度開くとキレイに見えるか
- 好感の持てる微笑の角度
など、キレイに見える角度や表情を普段から練習しておきましょう。ポイントは、左右対称の姿勢や表情を心がけることです。絵画のモナリザや女優のマドンナが評価されているように、人間は左右対称の顔を美しく感じるので、肩や口角の高さを揃えたり、メイクで目の大きさを合わせたりしましょう。
とはいえ、写真の出来栄えでいえば、プロのカメラマンに撮ってもらうに越したことはありません。持ち込み写真で対応できる場合や、事前に写真が必要になるとわかっている場合は、写真館でプロに撮ってもらうのが一番おすすめです。
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