選考の壁!グループディスカッションの役割ごとの特徴

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選考の壁!グループディスカッションの役割ごとの特徴

選考の壁!グループディスカッションの役割ごとの特徴

就職面接でよくある質問は、さまざまな書籍に目を通せばある程度予想できます。代表的な質問に対する答えをあらかじめ用意しておけば、それほど答えに困る場面はないでしょう。

しかし、複数の人間を相手に会話をするグループディスカッションは、多種多様なテーマを設定される可能性があります。シミュレーション通りに議事が進むとは限りません。実際の業務の中で発生する多様な状況に対応する能力をみるため、現在では多くの企業がグループディスカッションを選考に取り入れています。

グループディスカッションでより良い評価を得るためには、役割に応じた議事の進行をする必要があります。それぞれの役割ごとの特徴を把握し、結果につながる有意義なディスカッションを行いましょう。

 

グループディスカッションでは最初の話し合いやくじ引きなどで、参加者の中の役割を設定するケースが多くあります。役割分担で必ず決めなければならないのが進行を担う「司会」です。

グループディスカッションのなかでもっとも話す機会が多いので、うまくこなせれば評価を得やすいポジションです。そのため、積極的に立候補して司会を務める人も少なくありません。しかし議論がうまく盛り上がらなければ、逆に評価を落としてしまうこともあるので注意しましょう。

司会として評価を得るために大切なことは、議論が盛り上がるためのサポートです。全体を把握して、ときに指名を交えながら参加者から意見を引き出しましょう。都度意見を整理し、書記がまとめやすくすることも大切です。

リーダーシップを取ろうとしすぎると、意見の押し付けになってしまう可能性もあります。無理に目立とうとせず、全体をまとめるということを意識しましょう。

 

ディスカッションの中で出てきた意見や進行の内容を、記録していく係です。単に出た意見を羅列していくとあとで発表の際に困りますが、意見を端的にまとめてわかりやすくしたり、立場ごとに整理したりといった工夫をすれば発表者の手助けになります。

決して目立つ役割ではありませんが、工夫した記録を残しておけば確実に評価として残ります。

ただし、書くことだけに集中しすぎて議論の傍観者にならないよう注意してください。グループディスカッションは、参加者全員が自分の意見を明確にして話し合う場です。どれだけきれいにノートをまとめても、議論に参加しなければ評価は得られません。

意見を言わなくても仕事をしているという印象を得られると思ってか、どちらかというとおとなしく人前で意見をいうことが苦手な人が書記をしたがる傾向にあります。全体を把握しながら自分の意見の発表もしなければならないので、複数の事項を同時に処理できる能力に自信のある人におすすめします。

 

グループディスカッションでは、決まった正解がない議題が設定されます。参加者がそれぞれ自分の意見を主張して盛り上がりすぎると、制限時間内に意見をまとめられません。

タイムキーパーは「各人が自分の意見を自由に出す」「自分の意見のメリットを主張したり、他の意見の問題点を指摘したりして話し合う」「議論で出たグループ内の意見をまとめる」といったように、制限時間をいくつかのセクションに区切る役割です。

司会や書記と違って、タイムキーパーは設定されないケースもあります。あらかじめ決められていないケースでは、立候補してもよいでしょう。もちろん、タイムキーパーも自分の意見を発表する必要があります。

 

グループディスカッションに何度も参加していると、司会や書記、タイムキーパーといった役割を与えられないケースも数多くあるでしょう。その場合は、議論の内容に集中するチャンスだと思ってください。

ディスカッションでは自分の意見を発表するだけでなく、なぜそう考えるにいたったのか、その意見のメリットは何なのかを端的にまとめて人に伝える必要があります。自分の意見を言わない人は論外ですが、ダラダラと長く話していても良い評価は得られません。

また、反対意見に立つ人に対しても共感や理解を示す姿勢が大切です。実際の仕事の現場では、意見が対立したからといってけんか腰で対処するわけにはいきません。相手の意見の良いところを認めながら、問題点や疑問点をひとつずつ解決していきましょう。

 

グループディスカッションは自分の意見を押し通せば勝ち、相手の意見に賛成すれば負けという勝負ではありません。納得ができるなら、意見を曲げることがあっても良いのです。議論の盛り上がりに貢献していることが高い評価につながります。

司会や書記、タイムキーパーの役割についた場合は、それぞれの仕事をきちんと果たしながら自分の意見も出すことが大切です。それらを意識し、建設的な議論を積極的に交わしましょう。

 

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