激化し続ける就活戦線!エントリーした企業の数は?

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激化し続ける就活戦線!エントリーした企業の数は?

激化し続ける就活戦線!エントリーした企業の数は?

昨今はいわゆる「就職氷河期」と呼ばれる時期が過ぎ、就職活動は学生が有利な“売り手市場”になったと言われています。たしかに、全盛期と比べるとエントリーした企業の平均値自体は減っているようです。しかし、中には新卒採用におけるエントリー数が数十社にのぼる方もいることから、氷河期が過ぎたとはいえ就活戦線は依然として厳しい状況にあるといえるでしょう。

就職活動ができる時期が短縮され、時間が限られるようになった今、どれくらいの数の企業にエントリーしておくべきなのでしょうか? 今回は、これから就職活動をはじめる学生さんへ向けて、新卒採用を経験した先輩たちがエントリーした企業の数をご紹介します。先輩たちがどのような理由から、どれくらいの数のエントリーをしていたのか、集まった体験談をぜひ参考にしてみてください!

新卒の就活において選考にエントリーした社数はいくつですか?
技術職の就職活動をしました。大学経由の推薦枠が充実していたのでたくさんのエントリーは必要ありませんでした。[千葉県/34歳男性]
公務員試験を受けたので自宅から通える範囲の市しか受けなかった。[愛知県/28歳女性]
バブル期でもあり、今のように大量に応募するというより、絞り込んで応募するイメージだった。[東京都/55歳女性]

5社以下と少数のエントリーで済ませた方の中には、そもそも公務員や専門職をはじめとした特殊な職種であるため、それほど多くの数を応募する必要がなかったという声がみられました。その一方で、世代によっては現在の新卒採用とは仕組みが異なるため、多数のエントリーを行う習慣がなかったようです。志望する業界や職種によっては、必ずしもエントリーの数が多くなるとは限りません。ご自身の進路によっては、5社以下で就職先が決まることも十分に考えられるでしょう。

行きたい企業にとりあえず絞ってエントリーしたので他の人よりは少なめだった。[神奈川県/25歳男性]
就職活動を甘くみていてあまり必死にエントリーしませんでした。自分の条件に少しでも合わない時はエントリーしなかったので、後々苦しむことになりました。[新潟県/39歳女性]
自分が本当に働きたい会社にのみエントリーしました。[東京都/26歳女性]

志望企業を絞り込んだ結果、6~10社にとどまったという声が多く集まりました。ひとまず多数の企業にエントリーしてどこかの内定を狙うというよりかは、本当に行きたい企業を厳選して就職活動をしたという方の意見が目立ちます。ただし、中にはエントリー数が少なすぎたために、なかなか内定が獲得できずに後悔することになったというコメントも……。就職活動は終盤へ近づくにつれてエントリーできる企業の数が減ってくるため、万が一の事態を考慮しながら計画的に進めていきましょう。

できるだけ多くの会社にエントリーして不安を解消したかったからです。[青森県/27歳女性]
エントリー自体はそこまで手間がかからないので、多めに申し込んでいました。[滋賀県/29歳女性]
当時は就職氷河期であったため、内定を勝ち取るのも一苦労でした。業界を絞らずに活動していました。[大分県/37歳男性]

なにが起こるかわからない就職活動。内定を1社も獲得できないリスクを避けるために、あえて少し多めにエントリーしたという先輩もいるようです。そもそも企業へのエントリーは学生にとってそれほど手間がかかりません。そのため、保険の意味合いをかねてやや多めに応募したという意見がみられました。また、就職氷河期に新卒採用を経験した方は、業界や職種を絞らずにできるだけ多くのエントリーをしたところ、このような結果になったようです。

今回のアンケート調査では、就職活動でエントリーした社数5社以下の方が大部分を占めており、これに続いて6~10社、21~50社エントリーした方が多いという結果になりました。ただし、5社以下と回答した方の中には、景気が良い時代に就職活動をした世代の方や、公務員や専門職など特殊な職業を志望していた方も含まれています。必要以上に多数のエントリーをすることはありませんが、少なくとも20社程度はエントリーする心構えでいたほうがよいでしょう。

現在、新卒採用は学生が有利な“売り手市場”だと言われています。かつての就職氷河期には、50社以上のエントリーをする学生も少なくありませんでした。これと比較すると、現在はエントリー数の平均値が下がりつつある傾向にあり、本当に行きたい業界や就きたい職業を厳選する学生が増えてきたようです。しかし、いくら社会が売り手市場とはいえ、内定を獲得できるかどうかは自分次第といえます。リスクヘッジのためにも、まだエントリーできる時期のうちに、応募しておくのもひとつの手段です。

比較的多くの企業にエントリーすると、スケジュール管理が難しくなるほか、就職活動にかかる時間が大幅に増えるというデメリットがあります。しかし、その反面多くの企業にエントリーするからこそ得られるメリットもあるのです。たとえば、あえて業界を絞らずにエントリーすることで、就職先を探す際の視野を広げられるのは、大きなメリットでしょう。まだ志望業界や職種が定まっていない学生なら、エントリーすることでより多くの選択肢に恵まれるかもしれません。

その反対に、エントリー数を絞り込んで就職活動を行うと、業界研究や企業研究に集中しやすいというメリットがあります。万が一内定を得られなかった場合に替えがきかないというリスクはあるものの、志望する業界や業種によっては少数のエントリーで十分である可能性も考えられるでしょう。今後、就職活動を始めるにあたって、ご自身の進路の傾向に合わせて、エントリー数を検討してみてください。

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