【専門家監修】証明写真はメイクや髪型の印象で決まる!男女別さわやかな印象を与える髪型

表情や顔の角度など、証明写真の仕上がりをよく見せるために気をつけるべきポイントはいくつかあります。なかでも「髪型」は、特に重要な要素の一つです。通常、証明写真のうち、顔の1/6~1/5程度に相当する面積を頭頂部、つまり髪型が占めます。ヘアスタイルが乱れていれば「内面の乱れが反映されている」とみなされてしまうかもしれません。選考を優位に進めるためには、採用担当者に良い印象を与える「さわやかな髪型」をつくるよう心がける必要があるでしょう。
この記事では、見る人に好印象を与える髪型をつくるためのポイントを、サンプル画像つきでわかりやすくご紹介します。
髪型は重要な見た目の要素
証明写真の髪型で重要なのは、「うるおい」と「きちんと感」です。適度なうるおいがある髪は清潔な印象を与えるため、髪型を整える際は光沢とまとまり具合に注意しなければいけません。少なくとも証明写真を撮る前日にはシャンプーとリンスを使って洗髪し、髪型を整えておきましょう。フケがついていたり、寝癖や浮き毛が見える状態で写真を撮ったりするのはNGです。ただし、髪型を整えようとするあまりブラッシングをやりすぎてしまうと髪にパサつきが現れてしまうので気をつけてください。
加えて、不必要な装飾を控え、できる限り自然でシンプルに髪型をまとめると「きちんと感」が出ます。金髪、茶髪など染色はもちろん、人為的なパーマも厳禁です。
男性の清潔感のある好印象 髪型3選
男性の場合、どのような髪型にすればいいのか、理想的な髪型のサンプルを見ながら好印象を与えるために必要なポイントを確認していきましょう。
1.髪は短く、前髪が眉にかからないように

髪が長すぎると、だらしないと思われてしまう可能性があります。前髪が眉毛にかかってしまう恐れがある場合は、スタイリング剤で整えるのも有効です。
2.おでことこめかみ、襟足を出して清潔感アップ

髪が短い人は、おでこをはっきり出したほうが清潔感を高められます。サイドはこめかみが見える程度に、後ろ髪は襟足がスーツの襟にかからないくらいの長さに整えておきましょう。
3.ショートヘアや刈り上げ、七三分けがおすすめ

男性の髪型でおすすめなのはショートヘア、もしくは刈り上げを含むベリーショートです。どちらも活動的でフレッシュな印象を与える効果が期待できます。ビジネスパーソンの髪型として定番の七三分けもおすすめです。真面目で落ち着いた印象を与えられるでしょう。
女性の清潔感のある好印象 髪型3選
続いて、就活時に適した女性の髪型をご紹介します。
1.ロングヘアは後ろで束ねるのも有効

髪の長い女性は就活時、髪を束ねるケースが多いですが、「必ず束ねなければならない」という決まりがあるわけではありません。しかし、髪の量が多いと顔が隠れてしまい、表情が見えにくくなってしまう恐れもあるので、心配な人は束ねておいてください。
2.ボブカットは耳を出すかどうかはっきりさせる

女性の場合、ボブカットなど耳が隠れる髪型もOKとみなされるケースが多いです。ただし、耳を隠すなら隠す、出すなら出すではっきりさせておかないと中途半端な髪型になってしまうので注意しましょう。
3.目立つヘアアクセサリは使わない

就活時には華美なヘアアクセサリは使わないほうが無難です。髪型を整えるためにどうしても必要な場合は、黒など目立ちにくい色のものを使うようにしましょう。ヘアゴムのほか、バレッタやシュシュ、クリップなども役立ちます。
おすすめ身だしなみグッズ
証明写真の身だしなみを整えるのに役立つグッズを3つご紹介しましょう。
マトメージュ まとめ髪スティック
スティック状の女性向けヘアスタイリング剤です。浮き毛、はね毛を整えるのに役立ちます。容器に入ったまま整えたい箇所に押し付けて使うので手が汚れる心配もありません。自宅にいないときにも簡単に使えるため、携帯にも適しています。
GATSBY(ギャツビー) アイスデオドラントボディペーパー
写真撮影のために髪型を整えると、それまで隠れていた肌のテカリが目立って見える場合があります。そんなときに役立つのがこうした汗ふきシートです。制汗作用やニオイを抑える働きもあるので、面接のときも重宝するでしょう。
マキアージュ コンシーラースティック EX
おでこや左右の生え際など、普段髪で隠れがちな部分には自分でも気づかないうちにニキビができているかもしれません。コンシーラーがあれば、ニキビやクマなど気になるポイントを撮影前に隠すことができます。
その他、きれいに写るために気をつけたいポイント
全体として注意することは、髪によって顔の輪郭やパーツが隠れてしまわないようにすることです。証明写真は自分の外見を企業に知ってもらうために撮影するものなので、表情が見えにくくなってはいけません。眉毛や目元、口元などに髪がかからないように注意してください。顔のパーツがはっきり見えるようにすれば、表情が見る人に伝わりやすくなり、印象が良くなります。
今回ご紹介した内容に注意して撮影すれば、自分自身の魅力をより上手にアピールできるはずです。これから証明写真を撮る方は、ぜひ試してみてください。