街の証明写真機で撮影する際のコツ!少しでも良く写るためできること
「新卒」というカードを使って就職活動ができるのは、長い人生の中でも一度きり。少しでも採用担当者の目にとまるよう、できるだけ良い証明写真を求めている人もいるでしょう。
しかし、街中にある証明写真機でベストな写真を撮影するためには、日常生活で使わないさまざまなテクニックが必要です。
今回は、街の証明写真機で少しでも良く写るために押さえておきたい撮影のコツをご紹介します。
1.なかなか思った通りにはいかない証明写真機での撮影
証明写真機で上手に自分を撮るのは、多くの人が思っている以上に大変です。就活に限らず、運転免許証やパスポートといった写真付きの身分証明書を作る際に証明写真機を利用し、「なんだか写真映りが良くないな」と感じた経験のある人は多いでしょう。
それもそのはず、証明写真機できれいな写真を撮るためには、
- 狭い空間
- ポーズや表情も制限されている状態で
- 強いフラッシュの影響を考えつつ
- 姿勢・表情・メイク等を工夫する
必要があるからです。多くの人が意識的・無意識的にしている、スマホの自撮りで自分を盛るテクニックや、デジカメ・使い捨てカメラできれいに写るコツを使えないからこそ、うまく写真を撮るのが難しいのです。
また、証明写真機は撮影する度にお金がかかります。1回の料金で撮り直しできる回数にも限度があるため、少しずつ手直しをして満足のいく写真を撮ろうと思ったら、お金がいくらあっても足りません。自分一人で撮影しているため、「なんとなく気に入らないものの、どこを直せば良いのか分からない」という状態にも陥りやすいです。
2.姿勢を正してカメラの正面に座る
街中にある照明写真機で撮影するときは、まず姿勢と椅子の高さを調整しましょう。証明写真機はレンズと体の距離が近いため、少し猫背になっているだけでも顔が大きく見えがちです。
また、証明写真機は背景が無地ですし、就活用の写真だと服装もメイクもシンプルなものが好まれるため、ポーズや画像加工を使った誤魔化しもききません。姿勢の悪さはそのままに写真に反映されてしまうため、きれいな姿勢づくりが大切なのです。
姿勢を正す際は、
- 頭のてっぺんを上から糸で引っ張られているというイメージを持つ
- 顎を軽く引く
- 肩甲骨を寄せて胸を張る
- 左右の肩の高さを合わせる
ことを意識しましょう。
なお、正しい姿勢で座っていても、椅子の高さが合っていないと顔の位置がずれてしまいます。調整作業は意外と時間がかかるので、お金を入れる前に証明写真機の中に入り、セッティングを整えるのがおすすめです。
3.カーテンをしっかり閉めてフラッシュの効果を引き出す
写真の出来栄えを大きく左右する要素の一つが、「照明」です。証明写真機の場合、カーテンを閉め切っていないと外から入ってきた光で顔や体に余計な影ができますし、フラッシュが外に漏れていても顔が暗く写ってしまいます。
まったく同じ場所、同じ条件で撮影をしても、照明の方向や明るさによって写真の仕上がりは大きく変わってくるため、証明写真機を使うときはカーテンを隙間なく閉めましょう。
4.レフ板代わりになる白いものを持っていく
証明写真機に搭載されているフラッシュは、体の正面、レンズ側に付いているのが一般的です。しかし、顔の前から一方向から強い光を当てて撮影すると、顔に影が落ちて表情が暗く見えてしまうので、光をうまく分散させて、強すぎる陰影を作らないように意識しましょう。
プロの現場では、レフ板というアイテムを使って、照明を反射したり光を散らしたりします。しかし、スペースの限られた証明写真機に大きなレフ板を持ち込むのは、現実的ではありません。そこで役立つのが、サイズの大きな白いハンカチや、スケッチブックです。
白くて大きなものを膝の上に広げておくと、体の下側に向かった光を反射させて、首元や鼻周りの影をうまく緩和することができます。
5.できることならプロのカメラマンに撮ってもらうのがおすすめ
ただ、どれだけ工夫を積み重ねても、
- 撮影スペースが狭い
- 姿勢や表情を客観的に評価して手直しするのが難しい
- 照明の数や位置が固定されている
といった証明写真機の弱点は克服できません。客観的な視点からベストな証明写真を用意したい場合は、プロのカメラマンにスタジオで撮ってもらうことをおすすめします。就活向けの写真を数多く手掛けている写真館なら、写真だけでなくヘアメイクに関するアドバイスも受けられるので、就活用の写真は写真館で撮ってもらいましょう。
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