【就活メイクにおすすめ】アイシャドウの選び方

世代を問わず、昔から就活女子を悩ませている悩みの一つが、「就活や証明写真向けのアイシャドウはどれを選べば良いか?」という問題です。
就職活動では「好印象」な見た目を求められますが、いざ具体的にメイクをするとなると、困ってしまう人方も多いと思います。
多くの場合、就活や証明写真で好まれやすいメイクと、自分の好きなメイクは方向性が違います。そのため、メイクが好きな人でも、就活用のメイクとなるとどのアイテムを選べば良いのか迷ってしまうことは少なくないのです。
そこで今回は、プロのヘアメイクという立場から、上手なアイシャドウ選びのポイントをご紹介します。定番の色から細かな確認事項までまとめたので、就活におけるアイシャドウ選びの参考にしてください。
1.就活のアイシャドウはブラウン系&オレンジ系で間違いなし?
就活用のアイシャドウ選びでは、雑誌やネットなどで、
- ブラウン系
- オレンジ系
をすすめられていることが多いものですが、結論として、就活用のアイシャドウ選びに悩んだときは、ブラウン系やオレンジ系を使うのが良いでしょう。
日本人は、黄色人種と呼ばれるだけあって、肌が黄色みがかっています。就活用のメイクは、基本的に華美なものを避けた方が無難なので、肌になじみやすいイエローベースのブラウン系やオレンジ系から選ぶのがおすすめです。
ただし、就活女子の全員に、同じ色のアイシャドウが合うわけではありません。人によって地肌のトーンは違いますので、できるだけ地肌の色やトーンと同系色のアイシャドウを選ぶことです。
普段のファッションなら、上手に使うのが難しい色でも、似合う色を小物や服に持ってくることで中和するといったテクニックも使えます。しかし、シンプルで色味の少ないスーツだと、首元にスカーフやネクタイ等を巻いて色味を落ち着かせることができません。テクニックによるごまかしが難しいからこそ、地肌のトーンに合わせた方が無難なのです。
2.就活でパープルやピンクの華やかなアイシャドウは使える?
マスコミ関係や航空業界など、華やかさを求められる業界を志望する場合は、パープル系やピンク系の華やかなアイシャドウを使っても構いません。ただし、ビビッドな色はできるだけ避けた方が良いでしょう。
人間の顔の中で、目元は視線を集めやすい場所です。どれだけメイクが似合っていても、企業イメージに合わなければ書類選考や面接を突破できません。
どの程度の色まで許されるのかわからない場合は、企業の公式ホームページなどを調べて、「現職の女性社員が使っているアイシャドウの色」を参考にすると良いでしょう。
また、目鼻立ちのしっかりしたタイプの人は、あえて薄いピンク系のアイシャドウを使って、目元の印象を和らげるという手もあります。もともとの顔立ちによって相性の良い色やそうでない色があるので、就活に詳しい写真館などに勤めているヘアメイクに相談し、客観的に見て自分に合う就活用アイシャドウを探すのがおすすめです。
3.ラメが入ったアイシャドウは選んでも大丈夫?
ラメの入ったアイシャドウは、キラキラとしていてかわいいですが、就活や証明写真向きのコスメではありません。証明写真を撮るときは、顔に光を当てて撮影をします。白飛びしないように調整はするものの、ラメ入りのアイシャドウを使っていると光の反射で目元が悪目立ちしてしまい、「派手」な印象になりがちです。
企業のカラーや採用を担当する社員の考え方によっては、「華美すぎる」という理由で書類選考を落とされてしまう可能性もあるため、どの年代の人から見られても清潔感や清楚さをアピールしやすい、ラメなしのアイシャドウを選びましょう。
4.アイシャドウは証明写真にどれぐらい映る?
今回は、就活や証明写真向けの上手なアイシャドウ選びのポイントを3点ご紹介しました。しかし、アイシャドウそのものは、証明写真にはっきりと映るものではありません。一般的な就活用証明写真のサイズは、「4センチ×3センチ」と比較的小さいからです。
就活用に提出する履歴書やESでは、証明写真以外にも見るべきポイントが複数あるため、アイシャドウよりはアイラインを描いて目元を強調する方が印象づけることができるでしょう。撮影時の光でメイクの色が飛ぶこともあるため、ナチュラルメイクを心がけながらも、目元や口元などのポイントには濃い目のメイクを施すのがおすすめです。
ただ、写真写りの良いメイクと、写真と見比べても違和感のない面接用のメイクは違います。証明写真でも面接でも役立つメイク術を知りたい場合は、プロのヘアメイクがいる写真館で証明写真を撮りましょう。
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