【アンケート】就活が終わらない!モチベーションを維持するためによくやったことは?

社会人への大きな1歩である就職活動(就活)。それまで学生であった若い方々にとって、大きなライフイベントです。しかしながら、内定を勝ち取るために一生懸命がんばっていても「なかなか内定が取れない」「就職活動の出口が見えない…」と、悩む方も多いのではないでしょうか。実際に、1社で内定が決まり、就活が終わるケースは稀です。
また、さまざまな準備やインターン参加なども含めれば、就活期間はどんどん長くなっていきます。終わりが明確に設定しづらい就活において、ベストな状態で臨み続けるためには、何らかの方法でモチベーションを維持することが不可欠ですよね。そこで今回は、新卒での就活経験がある20代~50代の方を対象に「就活のモチベーションを維持するためによくやったこと」をアンケート調査しました!

【第1位】就活を頑張ってる友達と行動する
同じ業界への就職を希望している友人と連絡を取りながら行動することで、互いに情報を補完し合うことができた。[神奈川県/54歳男性]
プラス思考の友人と行動することでポジティブな気持ちで就職活動にのぞむ事が出来ました。[山口県/43歳男性]
情報交換の場としても有効ですし、同じ悩みを抱えている安心感も得られて良かったです。[広島県/43歳男性]
1位は「就活を頑張ってる友達と行動する」でした。多くの若い方々にとって、就活は初めての経験。そんな中で同じ目標に向かって頑張る友達の存在を、非情に心強く感じた方が多かったようです。また、就活仲間を作るメリットとして「情報交換できること」を、多くの方が挙げていました。実際に、有益な情報が就活の結果を左右する可能性もありますね。
さらに頑張る友達の姿はしばしば、切磋琢磨するきっかけとなるようです。このように精神的な支えのみならず、実利的な面からも、就活仲間の存在がモチベーション維持に寄与するケースが多いといえるでしょう。
【第2位】自分のご褒美をつくる
面接先の近隣で行ってみたいカフェを決めて、面接でうまく話せたら帰りに寄ることにしていました。面接が通ったら、ではなくあくまでも自分なりに良くできたらご褒美としたことで、長い就職活動中でも楽しむことが出来ました。[千葉県/34歳女性]
希望する企業へ内定が決まったときに、少し豪華な夕食を食べました。[広島県/44歳女性]
内定がもらえたら、海外旅行に行くと決めていました。思いっきり遊ぶために頑張りました。[神奈川県/34歳女性]
2位は「自分のご褒美をつくる」でした。何かと疲れたり、落ち込むことも多い就職活動。その中で、わかりやすくて目に見えるゴール(ご褒美)を設定することは、メリハリ作りにも効果的。また、頑張りすぎないためのガス抜き/リフレッシュ方法といえるでしょう。
就活後に大きなご褒美を用意する方もいれば、途中途中でご褒美を用意する方もいますが、就活がなかなか終わらない方は途中途中でご褒美ポイントを作ってみてはいかがでしょうか。また、どうしても心が折れそうな時などには、あえて就活期間中に「ずっとやってみたかったこと」に手を出してみるのも効果的かもしれません。
【第3位】人に励ましてもらう
友人と就活について情報交換し、不安な気持ちや不満などを話しスッキリしていたのを覚えています。[岡山県/34歳男性]
一人で就活をしていると心が折れやすくなるので、家族や友人とコミュニケーションをとって励ましてもらうようにしてもらった。精神面における負担は随分と軽減されたと感じます。[奈良県/27歳男性]
友人に相談するとどうしてもライバル視してしまうので、親に愚痴や話を聞いてもらっていました。[大阪府/29歳女性]
3位は「人に励ましてもらう」でした。就職活動はしばしば、悩みを自分の中で抱えこんでしまいがちです。そのような時に自分を客観視する意味でも、信頼できる他人の存在が重要といえるでしょう。これが自らの長所に対する気づきとなるなど、面接や自己分析でプラスになることも考えられます。もちろん就活仲間で愚痴を言い合ったり、励まし合うこともできますが、中にはライバル視するなどして本音を話せない方もいるよう。そのような場合にはご家族などに寄り添ってもらい、励ましてもらうのも良いでしょう。
まとめ
今回のアンケート結果では、就職活動においてモチベーションを維持するためによくやったこととして「就活を頑張ってる友達と行動する」「自分のご褒美をつくる」の2つが計80%を占める結果となりました。この2つは、就活のモチベーションを維持する上で多くの方が有効性を感じています。就職活動を乗り切るためには、ぜひ覚えておきたい方法といえるでしょう。
実際に就活の情報収集をする方は同時に、同じ業界や企業を目指す友達を見つけることも、ぜひ検討すべきです。これにより1人では知ることができなかった情報を得ることができ、インターンや面接、試験などのスケジューリングミスなども減らすことが期待できます。また就活期間中は自分を追い詰めざるを得ないからこそ、その分だけ自分をいたわり、ねぎらうことも必要です。
いずれにせよ、精神的・肉体的に潰れてしまわないためにも、ご褒美など息抜きの手段もよく考えておいてください。さらに、就活で辛いことがあったときに大きな助けとなるのが「人からの励まし」。いずれにせよ、辛い気持ちを自分の中に溜め込みすぎないことが重要です。なお、今回のアンケートでは4位に「SNSで愚痴る」がランクインしましたが、これは避けた方が良いモチベーションの維持方法といえるかもしれません。
近年、就活生のSNSが企業からチェックされるケースもあるからです。愚痴は、就活仲間や家族へ直接言うのにとどめておいたほうが無難でしょう。就職活動は自分を見つめるだけでなく、自分の周囲の絆を確認する良い機会。いつ終わるか分からない就活中こそ、しっかりとモチベーションをキープしつつ、最良の結果を待ちたいですね。