証明写真の撮影でレンタルスーツを利用するメリット

車や自転車、家具に衣服など、モノを所有するのではなく必要に応じてレンタルするシェアリングエコノミーの一つが「就活生向けのレンタルスーツサービス」です。自分の体に合ったスーツをその都度レンタルすれば、高いスーツを買うことなく就職活動を進めることができます。
ただ、「借りるより買った方がお得なのでは?」と考える人もいるでしょう。
そこで今回は、就活シーンの中でも、証明写真撮影時にレンタルスーツを利用するメリットをご紹介します。
1.持ち合わせのスーツがなくても証明写真が撮れる
レンタルスーツを利用すると、就活に使えるスーツを持っていなくても、証明写真を撮ることができます。通常、証明写真撮影時に着用するスーツは、利用者の持ち込みです。
しかし、自分でリクルートスーツを購入する場合、
- スーツのサイズ合わせ
- メーカー・ブランド・色やシルエットの吟味
- 靴・ネクタイ・時計・ベルト・カバンといった小物の用意
が必要になってきます。
また、スーツを一着しか持っていないと、汚れたときに対応できないので、スーツ自体もできれば2着必要です。
その点、レンタルスーツを利用すれば、替えのスーツを購入する必要がありません。
小物やスーツ選びのセンスに自信がない場合も、一度プロにスーツを見立ててもらっておけば、後々自分で自分に似合うスーツを選べます。スーツ選びの失敗を避けたい場合は、レンタルスーツを利用すると良いでしょう。
2.スーツを持参する手間がない
レンタルスーツを利用する大きなメリットの一つが、準備の楽さです。証明写真撮影に対応している写真館でレンタルスーツを利用する場合、当日撮影現場でスーツを借り、着用することができます。スーツにシワが入らないように持ち歩いたり、着慣れないスーツで身支度したりする必要がないため、気軽に証明写真を用意できるでしょう。
行き帰りは私服なので、撮影前後に食事をしたり、遊びにいったり、講義に出たりすることも可能です。時間を有効活用したい人、就活に向けた準備で忙しい人などにも、レンタルスーツの利用をおすすめします。
3.暑い日にスーツを着ていかなくて良い
就活では、直近3~6ヵ月以内に撮影した証明写真を使うのが一般的なマナーです。そこで問題になってくるのが、暑い時期の証明写真撮影。秋以降に書類選考や面接を受ける場合、早ければ真夏に証明写真を用意する必要が出てきます。外を歩いているだけで汗ばむ季節に、スーツの上下を着て出かけるのはかなりの苦痛です。
機能性の高いスーツでも、自宅からスーツを着ていくことになれば、写真館に到着する前にスーツやシャツに汗じみができてしまうでしょう。
しかし、当日、写真館でスーツをレンタルすれば、スーツならではの窮屈さや汗ジミ対策に頭を悩ませる必要がありません。
4.撮影後にスーツをクリーニングに出さずに済む
レンタルスーツのメリットとして忘れてはならないのが、クリーニング不要という手軽さです。基本的に、自前のスーツで証明写真を撮る場合、皮脂や汗等の汚れを落とすため、定期的にクリーニングをする必要があります。また、汚れたスーツで就活に望むのは印象が悪いので、撮影前にスーツが汚れている場合も、クリーニングが必要です。
その点、レンタルスーツサービスなら、自分でスーツをクリーニングに出さなくても、清潔でシワなどのないきれいなスーツで撮影できます。
着用したスーツも、当日その場で会場に返却するだけなので、レンタル費用以外のメンテナンスコストがかかりません。
頻ぱんにクリーニングが必要になる夏場や、自分のスーツをクリーニングに出している間は、レンタルスーツの活用がおすすめです。
5.ただしサイズがあるか事前チェックを忘れずに
荷物を減らすことができ、クリーニングなども不要なレンタルスーツサービスですが、常に自分のサイズがあるとは限りません。写真館の繁忙期だと、ほかの利用者が利用したいサイズのスーツをレンタルしている場合もあります。レンタルスーツを利用する場合は、事前にサイズの有無を問い合わせておきましょう。
なお、レンタルスーツには、採寸会場でフィッティングをしてその場でスーツをレンタルするものや、自分でサイズを記入して送ってもらうものなどもあります。ただ、写真館に付属のレンタルサービスを利用するのがもっとも手軽なので、迷ったときは気になっている写真館にレンタルスーツの有無を問い合わせてみましょう。




