小顔に見せるための証明写真の写り方テクニック!工夫次第で顔のサイズは変わる?

アプリを使った自撮りと違って、証明写真は撮影してから大幅に加工したり顎に手を当てたりしてフェイスラインを誤魔化すことができません。ただ、証明写真の写り方次第では、普段よりも小顔に見せることが可能です。
今回は、
- 服装
- 髪型
- メイク
- 姿勢
の4点を使って、小顔に見せる証明写真の写り方をご紹介します。
1.証明写真はアプリ加工で顔のサイズを誤魔化せない
スマホを使った自撮り写真なら、アプリで顎のラインを細くしたり目を大きくしたりできますが、就活で使う証明写真はアプリ加工で顔のサイズを誤魔化すことができません。
たとえば、街中にある証明写真機は、お金を払って椅子に座り、写真撮影をして出来栄えを確認するだけの一発勝負です。撮影した写真の撮り直しにも回数制限がありますし、すでに印刷された証明写真に手を加えることはできません。
ただ、プロのカメラマンがいる写真館なら、撮影後に画像を加工してもらうこともできます。しかし、過度の加工は肌の質感やフェイスラインを不自然にしてしまうため、プロに撮ってもらった場合でも軽い加工に抑えるのが一般的です。
証明写真を小顔に見せるためには、撮影の時点で工夫を施しておく必要があります。
2.小顔に写るための「服装」の工夫
証明写真を撮るときは、鎖骨が見えるくらい首元の開いたシャツがおすすめです。詰め襟シャツなどで首元を隠すと、肌色の範囲が減って顔が大きく見えてしまいます。また、シャツのボタンを一番上まで留めるのもおすすめできません。ボタンを上まで留めて顎を強く引くと、首元の締め付けによって二重顎になってしまうからです。
証明写真を撮るときの定番アイテムは、
- 鎖骨が見える開襟シャツ
- 首元の切れ込みが深めのインナー(できればVネック)
のどちらか。迷った場合は、ボタンで肌見せの範囲を調節できるボタンタイプの開襟シャツを選びましょう。また、顎のラインがぼやけてほっそりとした印象に見えるので、首元の形状はUネックよりもVネックの方がおすすめです。
3.小顔に写るための「髪型」の工夫
小顔に写りたい人には、
- ポニーテール
- ハーフアップ
- ショートボブ
といった髪型をおすすめします。ポニーテールやハーフアップのように、髪の毛を高い位置でまとめてトップにボリュームを持たせれば、小顔効果を演出できるからです。また、エラが出ているタイプの人は、ショートボブ等でサイドの毛流れを調整して、顔の輪郭を隠すと小顔に見せることができます。
肩に髪の毛がかかっていたり、耳が隠れていたりすると、全体の印象が重くなってしまうため、おすすめできません。ただし、顔の見え方は、毛量や髪色等によっても変わります。おすすめの髪型でも、自分に似合っていなければ意味がないので、骨格やメイクに合わせて髪型を選びましょう。
ちなみに、前髪を横に流しておでこを見せるのも、写り方のテクニックとしては効果的です。
4.小顔に写るための「メイク」の工夫
証明写真向け小顔メイクのポイントは、「陰影」を使って「立体感」を演出すること。小顔にしたいからといって、普段より明るいトーンのファンデーションを顔全体に使っても、意外と小顔にはなりません。証明写真撮影をするときの照明は、スマホのフラッシュよりも明るいので、メイクが明るすぎるとかえって皮脂が目立ったり、陰影が飛んでのっぺりとした印象になったりしてしまうのです。
ただ、就活市場では、万人受けするナチュラルメイクが好まれます。フルメイクでしっかり作り込むのは難しいため、「顔の中心部分を少し明るく見せる」ことを考えましょう。Tゾーンに明るめのフェイスパウダーを少し重ねて、顔の真ん中に視線を誘導すれば、小顔に見えます。
逆に、顔の輪郭やほお骨にシェーディングを乗せ、立体感を出して暗い場所を目立たないようにするのもおすすめです。
5.小顔に写るための「姿勢」の工夫
証明写真を撮るときは、椅子の中心にまっすぐ座り、左右の肩の高さを合わせて、背筋をまっすぐ伸ばしましょう。服装・髪型・メイクを完璧にしても、猫背で肩より前に頭が出ていると、遠近感で顔が大きく見えてしまいます。
姿勢を正すコツは、頭のてっぺんに糸をつけ、その糸で天井から体を吊るされているようなイメージを持つことです。ただし、街中にある照明写真機は、一発勝負なので微調整ができません。第三者目線で小顔に見えているかどうかをチェックしてもらうためにも、就活用の証明写真はプロのカメラマンがいる写真館で撮ってもらいましょう。